よろずを継ぐもの

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お菓子の史

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NEW お菓子の史 2024.4.17

第18話
千鳥屋「チロリアン」

ロールクッキーにクリームを入れたお菓子のなかでメジャーどころと言えばCreamCollon(コロン)が真っ先に頭に浮かびます。とはいえ遠足で1度くらい買った事あったかな⁉ぐらいの記憶しかありません。そんなコロンに似た形状の「チロリアン」、はじめて行った福岡出張のお土産コーナーでひときわかわいいパッケージが並んでいてすぐに目に留まったものです。
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お菓子の史 2024.3.29

第17話
九重本舗玉澤「霜ばしら」

ある日、夜が明けてまもなく、国道の温度計には1℃凍結注意と表示されていました。こんな時間のキーンという静けさと寒さも、この冬最後かもなぁ‥そんな風に冬の名残惜しさを楽しみながらポケットにしっかり手をつっこんで白い息を吐きながら駅へと急ぎました。
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お菓子の史 2024.2.22

第16話
つたや總本家「カスドース」

そのむかし卵や砂糖が贅沢品とされていたころはお殿様しか食べることが許されなかったというお菓子。そんなストーリーをなぞりながら15時のおやつにパクついてみると、私はきっとお殿様にはなれないだろうから、恵まれたこの時代に生まれ、一般庶民の私でもこのお菓子を食べることが許されていて良かったなぁとしみじみ感じられました。
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お菓子の史 2024.1.25

第15話
真鳥餅店「かんころ餅」

今年のお正月はお餅をたくさんいただきました。いつもなら太るからお餅は控えめに‥なんて出来るだけ我慢をしているのですが、最近運動を始めたせいか我慢という言葉を忘れてしまい思うがまま、お餅の食べ方の探求に没頭してしまったのでした。体重の増加がプラスマイナスゼロだったのをほめていただきたいくらいです。
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お菓子の史 2024.1.5

第14話
タクマ食品「揚げぎんなん」

私の通っていた中学校の近く、マラソン大会で走らされた大きな公園には銀杏の木がたくさんあって、秋になると母や兄がぎんなんを拾ってきてくれました。強烈な匂いの果肉部分を取り除き乾燥させて‥といった作業を手伝った記憶はないのですが、道端に落ちたぎんなんの匂いや、茶わん蒸しの底に沈んだぎんなんの苦みは子どもながらに「なぜ大人はこんなものが好きなんだろうか?」と疑問に感じていました。
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お菓子の史 2023.12.13

第13話
田中屋 「雷鳥の里」

高山にすむ氷河時代からの貴重な生き残りとも言われる雷鳥。国の特別天然記念物であり絶滅危惧種に指定されています。雷の鳴るような空模様でも活発に活動することから「雷鳥」と書かれる説があり、古くは「らいの鳥」と呼ばれ江戸時代より火難、雷難よけの鳥として親しまれていたといいます。今回はそんな名前の付くお菓子のおはなし。
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お菓子の史 2023.10.6

第12話
聖護院八ッ橋総本店「カネール」

皆さんの京都の定番土産と言えばなんですか⁉私は阿闍梨餅や千寿せんべい、最近では京ばあむや茶の菓などをいただくことも多いです。しかし、修学旅行で何度も訪れた京都で、子供も買う昔からある定番中の定番と言えばやはり八ツ橋ではないでしょうか⁉
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お菓子の史 2023.7.18

第11話
鎌倉紅谷「クルミっ子」

昔のように連続ドラマを見ることがめっきり減りました。それでもここ数年で働き方改革が浸透し帰宅時間が早くなったおかげか、年に2~3本、見逃し配信も頼りながらドラマを完走できるようになってきたと思います。各社が結構な費用をかけて制作し、その時々の時代を反映したメッセージを投げかける、そんな映像作品を極力見たいと思っていますが、1本2時間前後の映画と違い、ドラマとなると私にとってはなかなか難易度が高く、しり込みしてしまいがちです。
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お菓子の史 2023.5.12

第10話
ROYCE'「グテ」

北海道で、どうしても買いたかったインパクト大のおやつは、北海道物産展の常連中の常連、定番中の定番ROYCE'から。今回は新千歳空港を満喫しようと帰りの便は余裕をもった時間で予約して、空港を端から端まで見てまわるためにガイドブックで予習済み。その中で1番気になった、パンを扱う直営店のみで買えるというのが今回の「グテ」です。
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お菓子の史 2023.3.11

第9話
三万石「ままどおる」

まま まま ままどおる~ ミルクたっぷり ままの味~

3月11日をむかえる度に思い出すのは、ままどおるのCM曲と夏休みの思い出の数々。
小さなカエルを手のひらの中につかまえた時の感触、からっからに乾いた洗濯物、いちめん緑の田んぼ、夜の牛蛙のおどろおどろしい鳴き声、手持ち花火の火薬の匂い、おばあちゃんのしわしわの笑顔、おじいちゃんが親戚の集まりを喜んで小さなグラスで飲むビール…

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お菓子の史 2023.3.8

第8話
金時米菓「ミニ梅 紅白」

小梅のあられを知りませんか⁉︎

むかし実家によく置いてあった小袋に入った小さな紅白の梅のあられ。紅白どちらも梅味で、子供ながらに手のひらに並べてちまちまと食べるのが楽しくって、少し多めに入っている白から食べて、紅色を最後に食べる時、何故か優越感を感じるという謎のあられ。

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お菓子の史 2023.2.21

第7話
ルタオ「ナイアガラ」

何でもかんでもデジタルの時代。検索やフォロー、閲覧履歴からあれこれAIがオススメしてくるコンテンツは、どこか中毒性があり、どっぷりハマると気がついた頃には、その沼から抜け出せない‥恐ろしい世界。
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お菓子の史 2023.1.4

第6話
金吾堂製菓「厚焼」

ちゃぶ台の上にお煎餅の入れ物‥お母ちゃんが横になってテレビを見ながらお煎餅をくわえて、お尻を掻いている。家にはちゃぶ台もお煎餅の入れ物もなかった気がするけど、そんな昔テレビで見たような光景を思わずふと思い起こさせる、まん丸の、さも香ばしい焼き色の、1ミリも湿気ることの許されない歯応え命のお煎餅。
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お菓子の史 2022.10.6

第5話
春華堂「うなぎパイ」

「夜のお菓子 うなぎパイ」忘れられないインパクト大なキャッチフレーズが印刷されたパッケージ。夜に食べて良いお菓子なんて!うなぎ入りのお菓子なんて!!と子どもながらにドキドキワクワクしながら食べたことを昨日の事のように思い出せる、唯一無二の銘菓です。
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お菓子の史 2022.8.15

第4話
亀屋良長「スライスようかん」

京都の老舗店といえば、他県のそれとは比べものにならないくらい、歴史が長いところが多いですよね。長年にわたり時代の変化、世代交代とともに進化しながら、守るべき技術を大切に受け継ぎ経営を続けておられるのでしょう。その揺るがない価値や質の高さに魅了されて何度も訪れたくなる土地、京都より革新的なアイディアで異例の大ヒットを飛ばしている商品をご紹介。
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お菓子の史 2022.7.13

第3話
舟和「芋ようかん」

「芋ようかん冷蔵庫にあるよー!」学校帰りの私に呼びかける母のそのひと言はまさに笑顔の魔法のようでした。何かと敏感な思春期でさえ、舟和の芋ようかんなら仕方ない…だって美味しいから。と思えたお味です。
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お菓子の史 2022.6.15

第2話
新宿中村屋 あんまん

生まれ育った故郷の記憶を呼び覚ます…、大きな蒸し器からもれる湯気と甘い小麦の香り。家の斜め向かいにあった新宿中村屋の中華まんは私にとって忘れられない大好きなおやつでした。お小遣いを握りしめて横断歩道を渡り1人でおつかいに行ったドキドキ感まで美味しい味の記憶のひとつになっているのかもしれません。
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お菓子の史 2022.5.31

第1話
板かりんとう

普段何気なく贈り合うお土産や、自分へのご褒美と称して美味しいお菓子や話題のおやつを愉しむ時間は日常の中のちょっと幸せな時間ですよね。特別の人にいただいたもの、特別な時にいただいたもの、特別じゃなくてもとびきり美味しいもの。そんな思い出話と美味しい記憶を綴ります。
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