瀬戸内海に浮かぶ小豆島では、年中通して穏やかな気候を生かし、およそ四百年前から醤油造りが行われていました。海運がさかんだった頃、馬越地区の醤油蔵では、蔵人たちが搾りたての醤油を馬に乗せて港に運び、全国に送っていたという伝説があります。

その馬越地区に今なお残る小豆島馬越醤油合資会社は安政２年（１８５５年）に創業。登録有形文化財の醤油蔵では、昔と変わらぬ方法で醤油を造っています。醤油造りはまず、大豆、塩、小麦といった原料から出来る「もろみ」を、蔵にある杉桶の中で１年以上寝かせます。その後、すっかり醤油の風味を帯びた「もろみ」を約四百枚の濾布（ろふ）で一滴ずつ圧搾し、ようやく醤油が出来上がります。ゆっくりと醸造されることで生まれる、豊かな香りと旨みを味わってほしい。その思いで一滴一雫、馬越伝説の蔵で今日も醤油を搾っています。

そして、このこだわりの醤油を使って造られるつくだ煮。この醤油を使って何かを造りたい、その思いからヤマハ食品が製造販売する「つくだ煮」が出来上がりました。その中でもこの度お届けする「かきのり」は、瀬戸内海の「かき」、小豆島産の「のり」、馬越醤油の「しょうゆ」を使用し、こだわって造り上げた逸品です。かきの旨み、のりの風味をこだわりの醤油で炊き上げました。素材の味を活かしながら職人が丁寧に炊き上げています。

■セット内容：かきのり（80g）、ＵＭＡＧＯＥ醤油（160ml）、鯛めし［炊き込みごはんの素］（鯛身1切・調味液150ml）、野沢菜のり（90g）、粒もろみ(100ｇ)、味道楽佃煮 あさり煮（70ｇ）、味道楽佃煮 角切昆布（70ｇ)　各1個

◆特定原材料等：小麦・大豆・ごま
◆賞味期限：かきのり 、鯛めし［炊き込みごはんの素］、野沢菜のり、粒もろみ、味道楽佃煮 2種類（180日）、ＵＭＡＧＯＥ醤油（2年）
◆保存方法：常温で保存