私たちは2013年に奄美大島の奥座敷、宇検村のそのまた西の果ての「さきばる」と呼ばれる地域で就農しました。
長い間使われていなかった畑を開墾した当初より、肥料も農薬も使わずに、フィンガーライムやレモン、アボカドなどのフルーツや在来種の島ニンニクなど島の伝統野菜などを作っています。
さきばるで作られている島ニンニクは、皮に赤みがある小粒のニンニクで、香りが強く、葉を炒め物にしたり、根茎を丸ごと漬物にしたりして昔から食べられてきました。
島ニンニクは、収穫したその日のうちに素焼きの壺に塩漬けにします。一か月ほどたつと、ニンニクの辛みが甘みに変化し、香りがまろやかになってきます。今ではニンニクを漬ける家庭が少なくなってしまいましたが、島の暑い夏を乗り切るパワーの源です。
近所のおばあちゃんたちにニンニクの育て方から教えていただき、貴重な素焼きの壺を譲っていただいて、塩漬けの方法も教えていただきました。せっかく、美味しく健康にも良いとされる島ニンニクを作るならと、農薬や肥料を使わずにこの「さきばるニンニク」を育て、島の天然塩で漬け込んでいます。

手軽にこの島ニンニクのお漬物を召し上がっていただけるのが「ざくざく島ニンニク」です。
皮や芯を丁寧に取り除いた島ニンニクのお漬物をざくざくとした食感が残るようにみじん切りにし、鹿児島県産一番搾り菜種油と合わせました。
ご飯の上にそのまま載せて食べていただいたり、焼き肉やお刺身に合わせてい食べていただいたりしてお楽しみいただけます。
「辛いざくざく島ニンニク」はこのざくざく島ニンニクに、島唐辛子を合わせたものです。小粒でとても辛みの強い島ニンニクはそうめんなどの薬味としてお料理との相性ばっちり。マーボー豆腐やカレーなどちょっと辛みやコクを足したいときにもお使いただけます。
宇検村はやけうち湾という非常に美しい海を囲うように14の集落が点在している小さな村です。
この村ではモズクやマグロ、真珠、車エビなど海の豊かさを生かした漁業が盛んです。美しい海にはぐぐまれた甘くておいしい車エビと生の島ニンニクの香りを手軽に楽しんでいただけるのが「島ニンニクとうけん車エビオイル」です。アヒージョやパエリヤなど料理の仕上げにひとたらしで車海老とニンニクの香りが広がり、お料理がぐっと引き立ちます。バケットやゆでたお野菜に合わせていただいても美味しくいただけます。

■セット内容：ざくざく島ニンニク（75g）×1、辛いざくざく島ニンニク（75g）×1、島ニンニクとうけん車エビオイル（90g）×1

◆特定原材料等：えび
◆賞味期限：製造から半年（常温）
◆保存方法：常温で保存（開封後は冷蔵保存）