昭和30年に開業した平山旅館。
湯ノ本の温泉は５世紀神功皇后が三韓出兵の折に発見し、我が子応神天皇に産湯を使わせたという伝説の残る湯です。1500年以上の歴史を誇るわが国でも屈指の古湯であり、平山旅館のお湯は湯ノ本の中でも旧湯（ふるゆ）と呼ばれています。時の流れと同様に今も静かにこんこんと湧き続けています。
壱岐は昔から自給自足の島で、主に魚をたんぱく源としておりましたが、農家では庭に鶏を飼っていました。
「ひきとおし鍋」は、昔、島で鶏肉が一番のご馳走だったころ、客人が来ると庭で鶏をつぶし、奥座敷に“引き通し”て出したことに由来しています。また、当時は砂糖が貴重だったため、上客にはふんだんの砂糖を使ったということで、壱岐の味付けは甘いダシとなったといいます。(もちろん壱岐もの屋では、全国の方の口に合わせるため、甘さは調整しています)。
鶏の旨みをじゅうぶんに吸わせていただくお野菜、お豆腐、そうめんも絶品です。 平山旅館料理長監修の自慢の一品。自社農園で栽培した無農薬の野菜と共に、ご家庭で壱岐の伝統鍋をどうぞお楽しみ下さいませ。

■セット内容：スープ（800ml）、鶏肉（200g）、鶏ミンチ（150g）、そうめん（3束）、野菜（約1kg）各1個

◆特定原材料等：卵・小麦・大豆・鶏肉・やまいも
◆賞味期限：5日
◆保存方法：冷蔵で保存