鹿児島県最南端の佐多岬から南西に約60ｋｍの海洋上に浮かぶ屋久島。
周囲約132km、面積約503kmで日本では5番目に大きい島です。
島の中央には九州最高峰の宮之浦岳をはじめ、1,800mを超す山々が連なり、すばらしい山岳美は「洋上アルプス」と称され他に類を見ない森が広がる自然環境を産み出しています。1993年白神山地とともに世界自然遺産に登録されました。島の90％が森林で自生林や樹齢3,000年を超える縄文杉をはじめとする長寿の巨木が息づく神秘的な島です。

屋久島で栽培される貴重な日本茶をご紹介します。
日本茶の栽培方法の一つに茶葉を摘み取る前に布などを被せて栽培する被覆栽培があります。玉露や甜茶がこの栽培方法です。摘採前の茶葉の日光を遮ると茶葉の中のテアニンがカテキンに変化しにくくなるため、テアニンが多くカテキンが少ない、つまり旨味や甘みが強く、渋味や苦味が抑えられたお茶となります。
屋久島では降雨が多い気象条件下、雲や霧の影響でかぶせ茶のようなうま味と甘味が多いお茶が栽培されています。今回ご紹介の和紅茶は、土づくりにこだわり、化学肥料を使用せず、植物本来の力を引き出す農法を追求して生産されたもので、渋みの少ない優しい風味が特徴です。

■セット内容：屋久島産和紅茶セット（ティーバッグ）90g（30ｇ×3）1個

◆賞味期限：2年
◆保存方法：常温で保存