隠岐諸島には４つの有人離島があり、中ノ島（海士町）、西ノ島（西ノ島町）、知夫村（知夫里島）を島前（どうぜん）と呼び、隠岐の島町の島を島後（島後）と呼びます。
本土からは松江市の七類港からフェリーと高速船で、飛行機なら出雲縁結び空港、伊丹空港から島後にある隠岐世界ジオパーク空港でそれぞれアクセスすることができます。
中ノ島は島の周囲約89.1ｋｍ、面積約33.5ｋｍと小さな島です。隠岐に配流された後鳥羽上皇が晩年を過ごしたのが海士町で、崩御から700年目の1939年に隠岐神社が建てられました。

漁業高齢者問題などで衰退していく中、ふるさと海士では「手間ひまをかけて地元のものを磨き、それらを地元で消費していこう」と、平成17年にCAS凍結センターの運営を始めました。地元の素材を安全に、年間を通してお届けできるようになりました。
CAS凍結という食材の細胞を壊すことなく凍結できる特殊な凍結技術を用いて加工しているため解凍後も獲れたての新鮮な鮮度でお召し上がりいただけます。隠岐諸島海士町ではこのCAS凍結を導入したことで島の漁師の収入安定につながっています。以前は水揚げした魚などは本土の市場へフェリーにのせて運搬しセリにかけられていました。市場に到着するまで時間がかかる事などから値が下がってしまうこともありましたが、ＣＡＳ凍結センターを設立し安定した価格で漁師から仕入れることで漁師の収入安定を実現しています。

島根県沖約60㎞に浮かぶ隠岐諸島ではスルメイカの事をシマメと呼び、特に冬の時期の一番脂ののったシマメを寒シマメと呼びます。寒シマメは肉厚な身とうまみのある肝が特徴です。「寒シマメ肝醤油漬け」は寒シマメの身を薄くスライスしてうまみの詰まった肝、醤油、酒で作った特製の肝醤油ダレに漬け込み作られています。
解凍して温かいご飯にのせるだけで絶品のイカ丼がお召し上がりいただけます。

■セット内容：寒シマメ肝醤油漬け80ｇ、寒シマメしゃきしゃき漬け80ｇ　各４