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島の幸々

真鳥餅店「かんころ餅」

福江島/真鳥餅店
2024.2.14
長崎県西部に位置する五島列島は、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として2018年に世界遺産登録がなされました。そんな五島列島は大小あわせて152の島々からなり、北東から南西に長く伸びているため、五島最大の福江島を中心とする南西の島々を「下五島(しもごとう)」、2番目に大きな中通島を中心とする北東部を「上五島(かみごとう)」と呼んだりするそうです。
真鳥餅店「かんころ餅」
海の多い長崎県らしく県内の交通は船が便利、五島列島の周囲は日本屈指の好漁場とも称されていて、特にあわびやするめは最高級品として評価されています。また、複雑な海岸線を生かした養殖漁業も盛んで、食べ物も景色も海の恵みに溢れた島々となっています。
ただし火山灰質の土地で耕作には不向きともいわれており、そんな土壌でも比較的栽培しやすいとされるさつまいもやタバコ、桑などの作物が五島の農家の収入源になっているとの事です。
真鳥餅店「かんころ餅」
餅は餅でも「かんころ餅」とは?

そんな五島列島のやせた傾斜地の多い場所でもさつまいもはよく育つことから、キリスト教が弾圧された時代に、信仰と生活の場を求め五島列島に移住した人々が、わずかな土地でも大切にさつまいもを育てていたそう。かんころとは、五島地方の方言で、さつまいもを薄く切って天日干ししたもののことで冬期の保存食としてつくられていました。。 その「かんころ」を、餅米に混ぜてつきあげて作る五島に古くから伝わる郷土食が「かんころ餅」と言われており、その緑色の餅菓子は五島のシンボル、長崎県の特産品として県内各地で販売されています。
真鳥餅店「かんころ餅」
アレンジいろいろが楽しい

やわらかなうちはそのままで、もちもち食感を楽しんで。 かたくなりはじめたらフライパンやトースターで焼き、香ばしさを楽しんで。 またバターやはちみつをかけたり、てんぷらや素揚げもおすすめとの事。 常温保存が出来るのもうれしいポイントですが、4種類のかんころ芋はそれぞれの特徴ごとにアレンジが楽しめて、かんころ餅さえあればおやつに困らない!そんな家庭の強い味方のようなお餅です。 さつまいもの甘みが感じられるプレーン・むらさき芋は、その甘みを活かしたスイーツに。 香ばしい香りのごまは甘い&しょっぱい系の味付けに最適。 風味の強いよもぎは定番ですがやっぱりあんこと合わせたいですね。
おすすめアレンジレシピ集

【プレーン・むらさき芋】はちみつバターのスイーツアレンジ
① 1㎝ほどにスライスしたかんころ餅をフライパンかトースターでこんがり焼き目がつくまで焼きます
② バターとはちみつを適量かける
③ お好みで仕上げにお塩をひとふり。またバニラアイスやホイップクリームを添えても

【プレーン・ごま】甘じょっぱいおつまみアレンジ
① 1~2㎝ほどのさいの目に切ったかんころ餅をさっと素揚げに
② キッチンペーパーに上げて余分な油を落とす
③ お皿にもったらお好きな塩をかけて完成
※きな粉砂糖をまぶしても美味しくいただけます

【むらさき芋・よもぎ】ぜんざい風
① 1~2㎝ほどのさいの目に切ったかんころ餅をマグカップに入れる
② かんころ餅を入れたマグカップにレトルトぜんざいを入れる
③ かんころ餅が溶けない程度にレンジで温める
④ お好みでホイップクリームを入れて

【プレーン】もちチーズはちみつ
① かんころ餅を1~2㎝ほどのさいの目に切ってトースターで焼く
② 耐熱皿にかんころ餅、チーズの順に重ねる
③ トースターかオーブンでチーズに焼き色がつくまで焼く
④ やけどに気を付けて取り出したらお好みではちみつや乾燥パセリをかけても

【プレーン・むらさき芋】かんころ餅のホットサンド
① かんころ餅とようかんをやや薄切りにスライスする
② ホットサンドプレートに食パンをセットする(6~8枚切り)
③ 食パンの上にスライスしたかんころ餅、ようかん、バターをのせて食パンをもう1枚セットする
④ ホットサンドが焼き終わったら半分に切ってできあがり
※ようかんの代わりにあんこでも

食後のデザートやおつまみから、3時のおやつにまで自由自在なかんころ餅。腹持ちも良く、素朴な味で飽きのこない保存食としてお勧めです。
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