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島の幸々

あま~いパッションフルーツ!生命の島、屋久島の大自然が育む極上の味!

屋久島/Yaku Plant
2023.6.18
「これまで食べてきたものとは別物!」

私たちの栽培したパッションフルーツを食べて頂いた方々からは、このようなお言葉をよく頂きます。 神秘の島、屋久島の豊かな水と燦々と降りそそぐ陽の光をたくさん浴びた真夏のくだものパッションフルーツ。

でも、おいしいのには・・・訳があります。
あま~いパッションフルーツ!生命の島、屋久島の大自然が育む極上の味!
こだわりの品種サマークィーンが美味しさの決め手!

実はパッションフルーツには数百の種類があります。 それぞれ味や香り、大きさなどがことなり求める栽培環境も変わってきます。 そんな中、屋久島では数種が栽培されています。 蔓性の植物で、どの品種も太陽の光と水が大好きです。

栽培する中でとても気を付けないといけないことは、温度の管理と樹勢を維持すること、水を切らさないこと、あとは光をたくさん当ててあげることです。
25℃が適温なので常にハウスのビニールを開閉しながら温度をキープします。
また、実り始めると追肥をしてもなかなか回復しないので、事前の土づくりでしっかりと養分が吸えるような細かい根が生えるようにしてあげて、予め元気な苗に育てておきます。
特に7月以降は土壌が乾燥しやすいので、せっかく生えた細かい根を痛めない様に、ひいた山水でほぼ毎日かん水します。
太陽の光が大好きなので枝を間引いて葉の1枚1枚にしっかり太陽の光が届くようにします。

私の畑は標高100mほどの山間地。 比較的高地に位置しており、パッションフルーツに適した温度管理がしやすい環境となっています。
この様な環境の中、私がこよなく愛し栽培しているサマークィーン種は玉の大きさも程よく、香りが鮮烈で爽やか、酸味は低め、そしてとても甘いのが特徴で言うことなしです。

まさに夏の女王と呼べるパッションフルーツなのです。
あま~いパッションフルーツ!生命の島、屋久島の大自然が育む極上の味!
サマークィーンを栽培する農家はさらに減っていく。

とっても美味しいサマークィーン種ですがひとつだけ問題があります。
それは、農家の視点で見ると栽培環境の幅がとても狭く、少しでも条件が外れると花が咲かなかったり、花が咲いても受粉しなかったり、熟す前の青い状態で実が落ちてしまったりすることです。

農家にとっては、経営が見通せない不安定な品種なのです。 栽培が困難な品種であるため、農家は栽培がしやすく安定的な生産が見込める品種を選んでいきます。
あま~いパッションフルーツ!生命の島、屋久島の大自然が育む極上の味!
それでも、この美味しさをみなさんに伝えたい!

この美味しさをみなさんにお伝えしたくて、サマークィーン種を10年以上栽培してきました。
シーズンを終えると、毎年その年に感じた問題点をすべて洗い出します。 しかし、全てを解決するのは難しく、その中でも一番大きいと感じる問題を3つだけ選び解決策を考えて次年度実行します。
これを10年以上続けてきました。 結果、少なくとも30の改善のための行動をしてきたことになります。 効果が認められたと感じたものは、次年度より通常の栽培行程に組み込みます。

こうやって少しづつ進んで参りました。
栽培にとても手間暇と技術を必要とするサマークィーン種ですが、これまで皆さんのたくさんの喜びの声に勇気づけられてきました。 これからも是非栽培をつづけていきたいと思っています。

屋久島の豊かな水と、燦々と降りそそぐ太陽、、、、、、まさしく彼女(サマークィーン)の大好物です! それらをいっぱいに浴びた自慢のパッションフルーツを是非お楽しみください。
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