トッピー（トビウオ）
種子島屋久島地方で盛んに行わるトビウオ漁の漁獲量は日本一で全国の7割以上もあります。鹿児島県選定の「かごしま旬の魚（春）」にも選ばれています。（旬は春から梅雨にかけてですが、トビウオは種類を変えながら周年漁獲されます）
　泳ぎの速い天敵マグロなどから逃げるために飛ぶようになったと言われるトビウオ。尾ビレで水面を叩いて飛び上がり、胸ビレを広げて数百メートル飛ぶこともあります。トビウオには胃がなく消化器も直線的。飛ぶために進化を遂げたストイックな海上を飛ぶアスリート魚と言えます。鹿児島県本土と種子島・屋久島を結ぶジェットフォイル高速船の名称はトビウオの方言である「トッピー」。地域に根付いた魚であることが伺えますね。

日の出とともに安永丸の操業がはじまります。向かう先は安房港から約20マイル（１マイル＝1.852m）離れた海域。海面を遊泳するトビウオは魚群探知機には映らないため、漁師の経験でその日の天気、前日までの漁、例年の水揚げ高を考慮して漁場を決めています。安永丸はトビウオ漁の伝統的な「ロープ曳漁」により２艘で各６００mのロープと300mと網を曳いてトビウオの群れを囲い込んでいきます。

安房港を母港とし操業する安永丸の由来は、先代の漁労長（父の本船）、副船長（片船）、両人の名前から１文字とりました。

父から事業を受け継いで20年余り。新鮮な魚を提供したいと飲食店を平成27年開店しました。「居酒屋 安永丸」ではその日に獲れた新鮮な魚を提供しています。

屋久島のトビウオをご自宅でも簡単に召し上がって頂けるようひとつひとつ手作りしました。
「海に生かされ、海と共に生きる屋久島の港町から生産者の想いをのせて」

■セット内容：飛魚開き塩干（1尾入り）×2、飛魚香草パン粉焼き（3枚入り）×2、飛魚漬け　95ｇ（うち飛魚60g）×2、飛魚みりん干し（3枚入り）×1

◆特定原材料等：乳・卵・小麦・ごま
◆賞味期限：製造日より1年
◆保存方法：冷凍で保存