「農業は儲からないを変えたい」「農業で地方創生をしたい」と地元にUターンし、尾道向島で柑橘農家になりました。
向島は瀬戸内海に浮かぶ島で広島県尾道市になります。尾道の中心市街地がある本州とは、尾道水道を挟んだ文字通り尾道の向かい側に位置する島です。尾道水道は、尾道海峡とも呼ばれ、その幅わずか200メートルほどですが古くから船の寄港で栄えた町です。
尾道市といえば「しまなみ海道」。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路は「瀬戸内しまなみ海道」の愛称で親しまれ日本で初めて海峡を横断するサイクリングロードがあり、瀬戸内海の美しい風景の中を自転車で横断できるため世界中の観光客から大人気の観光スポットです。
向島は瀬戸内海式気候による温暖な気候の丘陵地で島の周囲はおよそ28km。みかんなどの柑橘類の栽培や近郊農業、また漁業も盛んな島です。

尾道しまなみファームでは、酵素肥料を使い、化学農薬を使わない、叢生(草を生やす)農法で栽培しています。温州みかんも同様の方法で栽培しています。みかんの栽培には摘果という作業が欠かせず、8月から9月にかけて小さなみかんの実を間引くことです。これにより適切な大きさのみかんを育てています。
しかし、その摘果されたみかんは残留農薬があり出荷できず通常は捨てられてしいます。それを可能にしたのが酵素肥料です。薬草など必要な成分を抽出した後の有用廃棄物を乳酸菌などで適切に発酵させたもので、様々な有効な効果があります。さらに地元の柑橘皮、鶏糞等と混ぜ合わせて酵素堆肥を作り畑に散布しています。現時点では化学肥料に頼ることなく健康に育っています。
皮をすってパスタなどにかける、マーマレードからレモン、カボス等のお酒の割材も合います。時期によって酸が抜けていくので味の変化も楽しめます。現在、私が経営する尾道観音山フルーツパーラーでも桃のアフォガードに色、香り付けに皮をすりおろして使用しています。今回はその摘果みかんを期間限定で販売いたします！

■セット内容：青みかん 1kg～3kg

◆賞味期限：冷蔵保存で10月中まで
◆保存方法：常温保存可能、冷蔵保存で長持ちします。