１１８５年「壇ノ浦の合戦」その最後の舞台となったのは、長門国赤間関壇ノ浦の海上。天下分け目の大海戦は平家優勢に運ぶも海峡の潮流が変化したことにより形勢は源氏が優勢となっていきます。
彦島は平家最後の陣地で、海峡の激しい潮流を背景に源平最後の合戦に思いをはせ、今でも平家踊り・平家太鼓などの民俗芸能という形で継承されています。
また武蔵・小次郎の決闘で有名な巌流島、世界最小のパナマ運河式水門の下関漁港閘門（こうもん）など見どころも。
長い歴史と豊かな自然に恵まれた関門海峡に浮かぶ島ですが、現在では三本の橋で結ばれ離島の面影はなく、島は有数の工業地帯であるとともに、「ふく」で有名な南風泊（はえどまり）市場を中心に水産業も盛んです。
下関は日本で水揚げされる天然ふぐの約8割、長崎県や熊本県などで養殖されるとらふぐが集まり、南風泊市場は全国で唯一ふぐを専門に取り扱う日本最大のふぐの取扱い市場です。
古来、フグは「ふく」と呼ばれたようで、漢字では「布久」又は「鰒」と書いていました。海水を海底に吹き付けて餌を探す行動や、釣り上げた時、膨らんでプープーと音を吹き出す姿から命名されたとも言われています。今でも下関の水産関係者では「ふく」と呼んでいます。

株式会社山賀では天然とらふぐの美味しさに魅了され、際立つ甘く口の中に残る余韻を楽しむことこそ、本来の「ふぐ」の美味しさを味わうことであるということを信念に、冷凍ふぐの商品開発にチャレンジしてきました。
1年を通じて美味しくふぐを食べていただくために、身の厚み、食感、うま味、ぽん酢との相性。あらゆる凍結技術を試し、試作試食を繰り返しました。

国産天然の大きめのトラフグをお刺身、皮刺し、身や中骨に加え頭、カマ、うぐいす（くちばし）、とおとうみ（内皮）などの希少部位も含めた7つの部位を堪能できるちりのセットにした満足度の高い商品です。職人の技で盛り付けたお刺身は見た目も美しく、天然ならではの心地よい歯ごたえと濃厚な旨みで箸の止まらないほど余韻の楽しめる逸品です。また、天然トラフグのちりのプリプリの食感と旨みもお楽しみください。鍋の後、トラフグの旨みがたっぷりと出た芳醇な香りの出汁で作る〆の雑炊も絶品です。フグに相性の良いオリジナルポン酢もお付けしてご家庭でお気軽に天然トラフグをお楽しみ頂けます。

■セット内容：天然トラフグ刺身(100g)×１、天然トラフグ皮刺し(50g)×１、天然トラフグちり（７つ道具入り）（600ｇ）×１、ポン酢（250ml）×１、鍋だし（55g）×１、もみじおろし（5g）×４
※冷凍でお届けいたします。

◆特定原材料等：大豆・ごま
◆賞味期限：出荷日より30日（冷凍）
◆保存方法：冷凍（-18℃以下）で保存