いつの世までも末永く　五四の絣に想いを込めて、、、

八重山ミンサーは17～18世紀ころの琉球王朝時代に、木綿発祥の地と言われるインダンスから伝来したと推定されます。
八重山ミンサー織の素材は木綿で、織りが平織りの、元々は藍一色の「ミンサーフ（ウ）」という帯であり、婚約が成立した証として女性から男性へ贈ったものでした。
近年まで竹富島にこの帯としてあったものが今日の「八重山ミンサー」の原型です。
ミンは綿、サーは狭い帯を表しています。
生産地が石垣市と竹富町とする織物で最大の特徴である五つと四つが図案化された市松模様のような絣模様には「いつ（五つ）の世（四つ）までも末永く幸せに」、また絣模様の両側にあるムカデの足に似た柄には「足繁く通ってください」というそれぞれの想いが込められています。
かつては紺一色でしたが、現在は色も豊富で、芭蕉や苧麻、絹などさまざまな糸が使われたものもあり、小物や袋物などさまざまな製品が作られるようになりました。

八重山が育む独特の色彩が織りなす色の数々、、、手織りの風合いが目を引く名刺入れ。カード入れが３箇所あり、うち１箇所はマチ付です。 カラー名は「夜香木（ヤコウボク）」。夜香木は英名をナイトジャスミンといい、夜に花が咲き甘い芳香を漂わせる低木です。絣を花にみたて意匠製作したカラーです。

■サイズ詳細
タテ7.5cm ヨコ11.5cm

■素材
綿、牛革、一部塩化ビニール

◆使用上の注意
・直射日光に当て続けると色落ちの原因になります。
・汚れたら中性洗剤で手洗いしてください。付け置きはお避けください。強くもんだり、絞ったりするとシワになり、アイロンをかけてもシワが取れず型崩れの原因になります。タオルなどで水分を取り、陰干して下さい。
・光の当たり具合やパソコンなどの閲覧環境によって、実際の色味と異なって見える場合がございます。予めご了承ください。

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