隠岐諸島は四つの有人離島と百八十余の小島より成り立ち、その雄大な自然により国立公園に指定されています。また、対馬海流のもたらす雨や霧により豊かな森井恵まれ、貴重な植物や独特な植物分布により、ユネスコ世界ジオパークにも登録されています。
島には、環境庁剪定「名水百選」に選ばれた名水が二か所あり、あちらこちらで良質な水が湧き出ております。
隠岐の島・島後NO.1景勝地として立ち寄りたいのは「ローソク島」。
島後の北西の沖合いに海から約20メートルの高さでそびえ立つ奇岩「ローソク島」。島の先端に夕日が重なるその瞬間は、一本の巨大ローソクに火を灯したように輝き、船上からしか観ることの出来ないロマンチックで奇跡の光景がここにあります。

江戸時代隠岐は、天領で、松江藩の預かり地でしたが、慶応4年(1868年)に島民3000人が武力蜂起し、代官を追い出し、無血革命により、隠岐に自治政府を創りました。この隠岐騒動の時、去り行く松江藩の代官らに酒と米を贈っています。
小泉八雲は、明治25年の夏には、隠岐へ滞在しています。八雲が友人にあてた手紙に日本酒について「日本食とよく合い、色はレモネードのようで、シェリー酒のように強いが、酔い心地がよくて、翌日残らない。」と宛てています。
江戸時代後期から明治30年代のお酒を精米歩合90％で、昔ながらの生もと造りにより再現しました。
黄金色で、非常に辛口で、コクがあり、あと切れがよく、ドライシェリーや辛口白ワインのような味わいを連想させるお酒です。中華料理やイタリアン、焼き鳥、天ぷらなどのやや味わいの濃い料理と一緒に、冷酒から菅まで幅広くお楽しみください。

■セット内容：江戸の純米酒９０　720ml×１

◆保存方法：常温で保存