くらしのこみち

【東屋】丸急須 横手

今月のお道具
2024.5.1
【東屋】丸急須 横手
新茶の季節となりました。
九州方面から徐々に北上して様々な産地から新茶の入荷が始まっています。
それぞれのお茶の産地の新茶を縁起物としていただくのはこの季節の愉しみの一つですね。

お茶の旨味を引き出す急須

新茶の季節におすすめしたいのが、東屋の常滑焼の急須です。
急須の産地として古くから有名な愛知県の常滑(とこなめ)。
常滑焼には、知多半島で採れる鉄分を多く含んだ陶土が使われています。陶土に含まれる鉄分が、お茶の渋みや苦みをまろやかにするといわれています。
また無釉のため、使い込むほどにつやを増していきます。
そのため、お茶の急須として長年重宝されてきました。
【東屋】丸急須 横手
こちらの急須は一人分にちょうどよいサイズ。手にすっぽりと収まるサイズ感がうれしいです。(小さめのお湯呑みですと二人分でも)
茶葉を入れやすい広い開口部。内部は茶葉が十分に開くスペースがあります。
また、蓋が本体とぴったり合うように「蓋擦り」という工程を経ており、密閉性が高く漏れにくい作りになっています。

【東屋】丸急須 横手

「ゴールデンドロップ」最後の一滴まで美味しく

紅茶の用語としてよく使われる「ゴールデンドロップ(黄金の一滴)」という言葉があります。
ティーポットに残る最後の一滴には味が凝縮されていて、美味しいお茶を淹れるためには最後の一滴まで注ぎ切ることが重要であるという意味で
このように呼ばれていますが、それは緑茶にも共通して言えることです。
こちらの急須は、「ゴールデンドロップ(最後の一滴)」まで注ぎきることができます。

【東屋】丸急須 横手
とっておきの急須で、新茶を愉しむ。
淹れる温度や蒸らす時間も、そのお茶にあうように。
茶葉の立ち上る香りから、お湯を注ぐ音まで。
五感でお茶を淹れてみたくなる急須です。


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