よろずを継ぐもの

よろずを継ぐもの

ー 心に響くもの語り 誰かに届く心の温度 ー

よろずを継ぐものとは

目に見えるもの、カタチあるものを重んじた物質主義の時代から
今まさに新しい時代への扉が開かれようとしています。

豊かな環境に恵まれた現代では、たくさんのものや情報が溢れかえり、
自分にとって本当に必要なものは何か?
を見失ってしまう事も多いのではないでしょうか?
さらに見た目や情報量に惑わされてしまい、
目には見えない本当に大切なことを忘れかけているかもしれません。

小さいころお茶碗に残るごはん粒をみて「最後の一粒まで食べなさい」
とよく祖父母に言われたものでした。
飽食の今、細かすぎるといわれてしまいそうですが、
このエピソードの本質はそこではありませんよね。
お茶碗に残るごはん粒を見て何をイメージできるかどうか?
植物という生き物の命をいただくという食べ物への感謝のイメージ…
雨の日も真夏の暑い日にも稲を大事に育ててくれた農家さんの姿…
祖父母の言葉のように、日本人は昔から目には見えずとも大切にすべきものを大切にし、
忘れてはいけない奥ゆかしさや、気づかい、思いやりといった心を重要視してきました。

そして時代の大きな転換期を迎えた今こそ思い出さなくてはならないことがまさにそれなのでしょう。

継ぐべきもの語り

継ぐべきもの語り

目に見える物質的なカタチ以外の隠された魅力のひとつひとつを、
情報で溢れかえる時の流れから探し出す鍵は「心」なのではないか?と考えます。

よく「心の眼で見て、心の耳で聴く」と言われるように、
見た目や多勢に惑わされることなく、本当に大切なものの温度を感じ、
時の重なりを嚙みしめ、ひとつひとつ想いを巡らせてみる。

そうすることで見えてくるもの、感じ取れることが少しずつ心豊かになる方へと変化していくと信じています。
ものが語りかけてくるストーリー、そのものに宿る人の想いや情熱、
そしてそれらが奏でる美しいもの語りこそが人の心に響き、熱を放ち、
癒しをあたえ記憶に残るものとなるのでしょう。

それらこそが過去から未来へ継ぐべきものであり、
進化しながら続いていくべきものでもある。

そしてそれらを繋げていくべきものをやおよろず集める手帳のようなサイトが、この「よろずを継ぐもの」です。

もの語りが宿る人、土地、物に焦点を当てて

量や安さ、派手なデザインなどのわかりやすい謳い文句ではないけれど、
ものを通じて感じられる、生産者の方々の想いや情熱、
消費者の方々への思いやりや心づかいを伝えたいと思っています。

過去と未来の架け橋として今の時代を生きる私たちの、心と身体、
そして未来が明るく照らされる方へ少しでも進む力となれたら…。

思い続けること、意識を止めないこと、守り続けること。

そんな気持ちを込めた私たちのもの語りが波紋のようにつながり広がっていくように、温もりで満ちた大きな輪を目指して。

もの語りが宿る人、土地、物に焦点を当てて
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